【BLOG更新】チャイルドパズル・ピクチュアパズルと通常のジグソーパズルとの違い
お子様用パズルとして、いわゆる『板パズル』と呼ばれるピクチュアパズル(アポロ社製)、チャイルドパズル(テンヨー社製)があります。

ジグソーパズルのお店じゃなくても、上記写真のラックを本屋さんなどで目にすることも多いのではないでしょうか。
また、『こどもジグソーパズル』というこれまたお子様用のパズルがあります。

ピクチュアパズル&チャイルドパズル(以下『板パズル』)と『こどもジグソーパズル』はどう違うんですか?
答えはこうです。イヤャオ!!




写真は『板パズル』やピースを外した板の中を撮ったもの4連発です。
どこにどの形のパズルが入るかわかる上に、絵柄も写っており大ヒント満載です。
『こどもジグソーパズル』や普通のジグソーパズルはパッケージの絵柄と各ピースをじっくり観察しつつ、場所の推測や隣接するピースとのハマり具合で判断をするのですが、『板パズル』はピース単体でも正解を導きだせるのです。
『板パズル』は数ピースから80ピースで、推奨年齢は1歳~7歳。
※完成サイズは26×37.5cm
『こどもジグソーパズル』は40ピース、70ピース、96ピースの3種類で、推奨年齢が2歳~8歳。
※完成サイズは26×38cm
それぞれのパズルを並行しながら遊ぶもよし、お子さんの得手不得手を見極めながら片方を重点的に遊ばせるもよしです。
『板パズル』にはキャラクターの絵柄以外にこんなものがあります。
①学習シリーズ…ひらがな、カタカナ、物の名前、アルファベット、地図、国旗等
②いきものシリーズ…動物、昆虫、海の生き物等
③のりものシリーズ…はたらく車、電車等
幼児の特性『何回も同じことをする』をいかして、パズルをしながらいつの間にかそれらを覚えられます。
余談ですが、幼児の『何回も同じことをする』は、大人からみれば同じことをしてるように見えるのですが、幼児は毎回違うことを感じているそうです。
どうやら無意識でアプローチを少し変えてみたり仮説を立ててみたりしてるそうで、それに付き合う大人はすぐに飽きますが、幼児から見れば毎回違うことをして、違うことを感じているからそりゃ全然飽きません。
違う発見があれば面白いですし、奥も深くなっていきます。
同じことを何度も出来るのは職人の技。
幼児はまさに職人気質なのです。
話を戻します。
ジグソーパズルは様々な形のピースを触りながら組み合わせていくので、指先が器用になるとか空間認知能力が上がるとか、何かしらの能力向上を遊びながら出来ると謳われて知育玩具として人気です。
しかし未就学のお子様にとって最も重要なことはそれらの能力の向上ではなく、ズバリ「達成感」です。
板パズルは大きなヒントを出すことで、未就学児でも「自分一人で出来た!」と感じることが出来ます。
そして、親御さんが褒める。
それが次の「一人で出来た!」を達成したい意欲となり、様々なことに触れ、挑戦する好奇心や向上心の高いお子様となることでしょう。
幼少期に多くの達成感を経験することは、後の人格形成において自己肯定感や自分自身を信じる心を持ちやすくなるそうです。
それが対人関係、学業においてどれだけ影響を及ぼすかは容易に察することが出来ると思います。
パズルに限らず、お子さんが得意気に楽しそうにそして集中して何かに取り組んでいるときは、是非親御さんがそっと寄り添ってあげるといいのではないでしょうか。
家の中でじっくり遊ぶタイプのお子様には知育玩具で、外で走り回ることが好きなお子様にはスポーティなもので、❝夢中❞を後押ししてあげて下さい。
皆様のお子様の飛躍に、当店が少しでも貢献出来ればこんな幸せなことはありません。
是非ジグソーパズルや知育玩具を買いたいと思う時は当店を思い出していただければ幸いです。
以上!