【BLOG更新】ジグソーパズルはパネル(フレーム、額縁)がないと組み立てられない?
ジグソーパズルを組み立てるとき、どこでやるのか。
中サイズ(500ピースで38×53cmくらい)までならテーブルの上でも十分場所は確保できます。
ところが、大サイズの1000ピース(49×72cm以上)になると、そうもいかず床を使ったりします。
ちなみにノーマルピースサイズの1000ピースは完成サイズが主に3種類あります。
①49×72cm→ビバリー社製のみ
②51×73.5cm→テンヨー社製&エンスカイ社製の多く
③50×75cm→エンスカイ社製の一部(ジブリやワンピース等)やその他メーカー(エポック社、アップルワン社、やのまん社、キューティーズ社等)
※フレーム購入の際は絶対サイズを確認して下さい。
そのため、当店のお客様には300ピース専門、500ピース専門の方もいらっしゃいます。
テーブルの上で気軽に出来るからちょうどいいとのこと。
で、初めて買うパズルが1000ピースの方からよくいただく質問で、「ジグソーパズルは枠(フレーム)がないと作れないの?」と。
いえ、新聞紙やブルーシートを敷けば作れます。
ジグソーパズルヘビーリピーターさんの中には、フレームの中に入ってる下地がある方が作り易いからパズルと一緒に買っていくという方も多くいらっしゃいます。
作って飾る前提ならそれも良いと思いますし、糊付けも外側や下に垂れなければ問題ないので下地の上で全て完結出来ます。
むしろ下地万歳です。
ところが、「いやいや、組んでバラして組んでバラしてを繰り返すからフレームはいらないよ。」「飾るからフレームは欲しいけど、糊付けで糊が下地に垂れてくっついたら嫌だし…」
そんなわけで、新聞紙やブルーシートで代用可能というわけです。
ただ、この二つは欠点もあります。
どちらも折り曲げたシワでピースの浮き上がりが気になったり、新聞紙はさらに記事でごちゃごちゃしててどこにピースが入ってるか見えづらいといったこともあります。
そこで登場がコチラ。

これ、ホームセンターに売ってるPPプレートというものです。
※写真のものはコメリさんで購入したものです。
選んだポイントは以下の通り
①紙のようにふにゃふにゃしないもの
②パズルの組み立ての目障りにならない色
③糊付けで下地に垂れてパズルとくっついても剝がしやすいもの
④安さ
では①~④を順番に解説していきます。
①素材はポリプロピレン。合成樹脂です。それの板なのでPPプレート。そのまま。
wikipediaにある通り、めちゃくちゃ軽いです。
折り曲がる素材じゃないので移動させるときも崩れないし軽い。
折り曲げシワによる下地のデコボコもないのでピースを置きやすい。
他のホームセンターは見てないのですが、コメリさんのものはサイズも様々あり、買ったものはおそらく60cm×90cmくらいだと思います。
②白系の半透明なので実際に新聞紙と見比べて下の写真のようになりました。


どうですか?見え方が全然違うので、現状でどこにピースがハマってないか一目瞭然だと思いませんか。
③糊付けのときに外側から下に垂れても、すぐに剥がせますので、しつこくくっついたりすることもありません。
このPPプレートを買う前は新聞紙の上でやることが多かったのですが、糊が新聞紙に垂れると面倒です。
上手く剥がせないと、裏面に新聞紙の一部がくっついたままになります。
それを剥ごうもんなら裏地が剥がれることすらあり、パズルの耐久性にも影響が出るので新聞紙の切れ端が残った場合は諦めていました。
ビニールシートでも糊付けの部分は解消できますが、大きすぎたり移動させるときにやはり不便さを感じます。
④なんといっても安い!!
私がコメリさんの店頭で買ったときは500円もしなかったと思います。
1000ピースのパズルフレームは一般にアルミ製で3,080円(税込)、木製で3,740円(税込)です。
飾ることなく、パズルを遊ぶためだけの下地として買うにもしてもパズル1個分の価格に相当するので安価とはいい難いです。
ジグソーパズルを多く遊ばれる方で、飾るパズルを一つのフレームで入れ替える人にもこのPPプレートは超オススメです。
※私はコメリさんの回しものではありません。
余談ですが、ジグソーパズルはイギリスが発祥で全世界で遊ばれていますが、フレームに入れて飾る文化は日本独自のものらしいです。
※やのまん2021-2022ジグソーパズルカタログ1ページ参照
以上の理由をもとにPPプレートの利便性を解説しました。
これは自分自身で使ってみて便利だと思ったので今回のブログで紹介させていただきました。
これらが皆さんのジグソーパズルを遊ぶときの参考になれば幸いです。
以上!